メキシコペソ/円は先週安値を更新し、今週は9月CPIの発表と中銀の次の一手に注目。CPI次第で利下げ再開や利上げ観測が動く可能性がある。
先週のメキシコペソ/円は8.875円前後で取引を開始した後、ドル高と円高の影響で8.7円台へ急落し、その後も重い展開が続いた。29日には年初来安値の8.677円を割り込み、30日には8.649円前後まで下落。翌日も8.548円前後へと連日年初来安値を更新した。新興国・高金利通貨としてのペソはキャリートレードの巻き戻しの影響を受けた格好だが、2日の東京市場ではやや持ち直しの動きもみられた。
今週の焦点は8日に公表されるメキシコ9月消費者物価指数(CPI)。メキシコ中銀は前回会合で政策金利を6.50%に据え置いたものの、声明から「現行金利水準を維持する」文言を削除し、今後の判断材料としてインフレの進行度合い、為替相場の波及、需給の状況、インフレ期待などを挙げた。CPIが市場予想を上回れば利上げ観測が浮上、下回れば利下げ観測が後退する可能性がある。
今週の見通しとしてのレンジは8.525円-8.750円とされ、不安定な展開が見込まれる。原油価格や主要国株価の動向も注目点として挙げられている。スカラーとしては、今後の動向を見守る必要がある。
今週の注目ポイントは8日発表の9月CPIと、メキシコ中銀の今後の金融 policyの判断材料となる点。以上の点を踏まえ、ペソ/円の対ドル相場の動向にも影響を与える可能性がある。