メキシコの8月CPIは前年比3.26%と予想3.30%を下回ったが、コアCPIは3.88%と高止まり。政府の予算案では年末インフレ3.5%、2027年末3.0%を見込み、中銀の利下げ慎重姿勢を政府が容認していると伝えられる。
メキシコの8月 consumer price index(CPI)は前年同月比3.26%となり、月間の伸びは小さく抑えられた一方、コアCPIは3.88%と高止まりした。市場の注目は、インフレ高止まりが政策金利の引き下げ開始時期にも影響するかどうかに集まっている。政府は予算案で年末時点のインフレ見通しを3.5%、2027年末を3.0%と見込み、中央銀行の見通しと整合させていると解される。
この文脈では、中銀が現行の政策金利6.50%を少なくとも来年の前半までは維持するとの市場観測が多い。政府の見通しと中銀の姿勢が一致していることから、早期の利下げ再開については慎重な見方が引き続き優勢とみられる。FX市場ではMXN/JPYの動向にも引き続き注意が払われることになる。