10月第1週の日経・東証市場はもみ合いが想定され、決算発表や金利動向が材料視される。小売り大手の決算発表が控え、AI関連株の動向や長期金利の動向にも市場の注意が向かう。
10月第1週の日本株はもみ合いとなる見通しで、製造業を中心とした底堅い景況感と企業業績の堅調さが下支え材料となる一方、原油高と長期金利上昇が不透明感を残す。決算発表が本格化する前段として材料不足感も指摘される。
国内では8日にファーストリテイリングやセブン&アイ・ホールディングスなどの小売り大手の決算発表が予定され、物価高の影響で国内消費の力強さは弱まっており、各社の業績や前提見通しに注目が集まる。
7~9月期の調整色が強まった AI関連銘柄には動きが見られ、米アンソロピックの上場を11月半ばへ目指すとの報じられが投資家心理の改善につながる可能性があるとの見方がある。
長期金利の上昇や信用不安の兆候、米国・フランス債務・信用市場の動向、原油価格の先行きも市場の焦点となる。経済指標として米ISM非製造業景況指数とミシガン大消費者マインド指数の発表が予定されている。
9月第5週のTOPIXは前週比0.9%安、日経平均は主にウエートの高い銘柄の動きで2.9%上昇。