米国株はAI関連株の一部で調整が見られ、生活必需品などディフェンシブ銘柄へ資金が移動するとの見方が出ている。日本株は好業績銘柄がある一方で売られる銘柄も出現し、海外短期筋によるAI関連株買いが観測された。
米国市場ではNYダウが10月8日に前日比51ドル高で反発し、10月9日には同じく大幅高となった。一方、半導体関連株は総じて下落しており、AI関連株の売りが相場を圧迫した。長期金利の動向や中東情勢の不透明感が相場の節目となった。
AI関連株から生活必需品などディフェンシブ銘柄へ資金移動の動きが指摘され、来週以降の決算発表を控えた銘柄の動きにも影響が及んだ。決算を控える企業群への警戒感と投資家の分散傾向が併存する。
日本市場は好業績銘柄があるものの、売られる銘柄も多く、海外短期筋によるAI関連株の買いが観測された。日経平均は一時大幅安となったが、後場にかけて買い戻しの動きも見られ、プライム市場の銘柄動向は混沌とした展開となった。
日経平均の下落寄与はAI・半導体株が大きく、10月8日にはAI・半導体関連株の下落が日経平均の下げに寄与した。10月9日には海外短期筋の先物買いが幅広い銘柄に広がり、下げ渋る場面もあった。