米国株はAI開発の減速とFRBの利上げを背景に下押しされ、日本株はオープンAI・ショックと原油高・金利高の三重苦が始まると伝えられている。
本稿は米国株式市場の動きを中心に、AI開発のペース鈍化が半導体・AIインフラ銘柄の下落を招いた点を整理する。原油価格の上昇も市場心理を圧迫し、NYダウは9/14から9/16の間で大幅安が連続した。
米連邦準備制度理事会(FRB)は9/16のFOMCで0.25%の利上げを決定し、インフレが高止まりする状況を受けて追加利上げの可能性を示唆した。これに伴い長期金利の上昇が株式市場の重荷となった。
日経平均はAI・半導体関連の動向に左右され、9/14に大幅安、9/15は小幅安ながらAI関連銘柄の売りが目立ち、9/16は海外短期筋の先物買いで反発した。オープンAIの上場延期観測も日本株の心理に影響を与えた。
中国市場は9/14~9/16の動きで上海総合指数が振れ幅を広げた。中東情勢の緊迫化と米金利上昇の影響を受けつつ、内需支援策やAI関連の動向が相場の方向性を左右した。最後に、AI開発スピード減速と金利上昇が日本株・中国株の局面に同時影響を及ぼす点が指摘された。