来週の日経平均は、米国株急落の背景とAI半導体株の動向、ASML・TSMCの決算、米国CPIの発表などが材料として見込まれる。日経のレンジとしては6万台後半を想定する動きが伝えられている。
今週の米国市場はAI関連株の急伸の後、原油高とオープンAIの売上観測報道をきっかけに急減する局面があった。米国10年国債利回りは5.2%台と高水準を保ち、株式市場全体を押し下げる要因となっている。
銘柄別ではAMDが強気の発言を示す一方、Intelが売りを強める場面があり、FTCの動きでキャタピラが大きく下落。好決算を示したペプシコや、買収を巡る噂が浮上したチポトレ関連の動きも見られた。
東京市場では日経平均が一時7万円の心理的ハードルを突破する場面もあったが、海外の逆風の影響で結局は押し戻され、終盤は6万円代後半での推移となった。
来週は14日発表の米国CPI、ASMLの決算、TSMCの決算といったイベントが市場の焦点となり、インフレの動向と半導体需要の健全性が日経の動向を左右する可能性がある。来週のレンジはおおむね6万7500円前後を想定する向きがある。