米国市場はCPI発表を控えつつ銀行決算の発表を控え、大手ASMLの業績予想引き上げも伝えられた。Anthropicは第3四半期の収益数値を初開示予定。
投資家は前場の米株先物が概ね上昇する中で、ダウ先物が小幅に上昇、S&P500先物が同様に上昇し、ナスダック100先物はほぼ横ばいの動きを示した。寄り付き前にはシティグループや他の大手銀行の決算発表が控える一方、ASMLは年間予測を上方修正したことが伝えられた。Anthropicは新たな収益数値の公表を予定しているとの報じられた。
市場の焦点は米消費者物価指数CPIの発表に集まる見通しで、9月の前年比上昇率は3.6%が予想され、コアCPIは2.5%、前月比は0.6%程度になると見込まれている。代替データ提供者の見方では総合CPIとコアCPIの乖離拡大の可能性が指摘された。
ウォール街の銀行決算の発表が続く見込みで、米国最大手の銀行の決算発表が一連の決算シーズンの幕開けを飾る。JPモルガン・チェースの取引活動の鈍化懸念や、ゴールドマン・サックスの債券トレーディングの収益下振れが取り上げられた。
ASMLは2024年以降の需要に対応するため生産能力拡大を進め、通期売上高見通しを430億ユーロ-450億ユーロから440億ユーロ-450億ユーロへと引き上げ、売上総利益率も約56%へ改善見込みとされた。AnthropicはClaude開発企業として第3四半期の財務結果を公表する予定で、他社の財務報告と市場の動向に影響を与える可能性がある。