9月相場では、決算が総じて好調な企業が多い中、内需株への資金シフトが意識され始める可能性がある。外需中心の銘柄群から、割安感の残る内需セクターへの資金配分が注目される。9月には日銀会合や内閣改造、臨時国会の消費減税論議など重要イベントが控える。
夏期の決算結果は概ね良好で、2026年度の経常利益は前年比で20%超の増益となる可能性が高まっているとの観測がある。市場は引き続き上値を窺う展開を想定しているが、主役の交代が起きる可能性も指摘されている。
これまで株価を牽引してきた外需銘柄(AI・半導体関連など)や金融セクターの動きは変わらず重視される見込みだ。一方で、割高感を意識する局面が出ており、内需株への資金シフトが進む可能性がある。特に食料品やサービスは、決算内容が良好な一方で依然として割安感が残ると見られている。
9月には国内外で重要イベントが相次ぐ。日銀金融政策決定会合や高市政権による内閣改造、秋の臨時国会での消費減税議論の行方に注目が集まる。マクロ要因を背景とした金利上昇圧力が強まる場合、短期的な調整局面も想定される。
市場戦略の一部として、外需銘柄中心のポートフォリオと並行して内需株の比重を高める可能性が検討されるとされている。これには、内需の安定性と成長性を背景に中長期のリターンを見据えた再配分が含まれるとの見方がある。