来週の株式相場に向け、前日の米株高を背景に日経平均は反発。ジャクソンホール前の材料難の中で、来週の相場動向が注目される。
28日の日本株市場は日経平均が前日比277円程度の上昇を見せ、終値はおおむね66,405円付近となった。米半導体大手エヌビディアの決算を受けて米市場が堅調に推移したことを背景に、日本株も反発した。
一方、ジャクソンホール会議を見据えた市場は材料不足感が強く、買い一巡後は様子見姿勢が広がった。ウォーシュFRB議長の講演内容次第で市場の方向感が左右されるとの見方が出ている。
局面としては、TOPIXは連続7日高となり、最高値圏の水準を射程に捉えている。AI・半導体関連株の一角は上値が重いものの、ソフトウェア関連株の復活感も指摘されている。
資金は中小型株へも循環しており、東証グロース市場の銘柄を中心に値動きが活発化。 Terra Drone やティアフォー、GO などが売買代金上位に顔を出す場面があった。
来週は米雇用統計や主要経済指標の発表が相次ぎ、国内の企業決算発表スケジュールや日銀関連の動向にも注意が必要。日経平均の予想レンジは大方6万5300円〜6万8000円前後との見方が出ている。