経済産業省が公表した8月の商業動態統計速報によると、8月の小売販売額は前年同月比2.7%増で、新車販売の好調とともに総じてプラスとなった。一方、織物・衣服・身の回り品の落ち込みや天候不順の影響がみられた。
8月の小売販売額は前年同月比で2.7%増加した。業種別では自動車が17.7%増、その他の小売業も5.2%増となった一方、織物・衣服・身の回り品は6.1%減少し、機械器具も2.3%減となった。
新型車販売の好調により全体の上昇を支えたほか、値上げの影響で飲食料品も増加した。一方、天候不順の影響や情報家電の不振が足を引っ張る場面も見られた。
業態別の前年度比では、ドラッグストア3.1%増、百貨店1.9%増、家電大型専門店1.3%増、ホームセンター同1.3%増、スーパー1.0%増、コンビニ0.6%増と、軒並みプラスだった。
総じて、夏場の新車販売と物価上昇の影響を受けつつも、家電や衣料の分野での需要の揺れが混在する結果となった。