米国株は9/11の反発をみせる一方、油断は禁物。日本株は下落基調ながら9月末特有の材料で反発期待が出ている。
9/10の米株市場はNYダウが前日比約0.6%安と4日続落で終える中、中東情勢の緊迫化と原油高が重荷となった。9/11にはダウが前日比0.97%高の約52,573ドルに反発したが、原油の動向や長期金利の動きには引き続き注意が必要と伝えられる。
米国では8月のPPIが前年同月比5.4%と伸びが強まり、同時にCPIは前年同月比3.4%上昇と発表された。FRBの利上げ観測が高まる一方で、9/15~16のFOMC会合を控え市場は金利・物価指標の動向を注視している。
中東情勢の影響でWTI原油先物が一時下落する場面があった一方、海上輸送を巡る不透明感が残る。オープンAIの開発減速・IPO延期の公表や、フーシ派のバベルマンデブ海峡掌握などが市場のリスク要因として挙げられている。
日本株は9/10に日経平均が3日ぶりに反発する一方、9/11は大幅安となりAI・半導体関連株の売りが相場を押し下げた。中長期では中間期末の材料での反発期待があり、配当権利付き最終売買日9/28を控えた買いが想定される。
今後の材料としては、9/28の権利落ち日と期末の整え買い、米オープンAIの動向と中東リスクの動向が株式市場に影響を与えそうだ。