9月は米国市場の利上げ観測が高まり、S&P500の長期パフォーマンスは悪化傾向にあるとされる。一方、日本市場では8月の動きの逆転パターンとリターンリバーサルを注視する展開となっている。
米国市場にとって9月は「鬼門の月」であるとの見方があり、FOMCでの米利上げ観測が高まっている。S&P500の長期のパフォーマンスは年間で最も悪い傾向があるとされ、8月の動きにも影響が出る可能性が指摘されている。
8月前半は7月後半と逆方向に動くケースが多く、9月には中東情勢再悪化懸念や米国の物価指標の発表が焦点となる。米長期金利の上昇がナスダックやSOX指数の上値を抑える要因になる可能性があるとされている。
リターンリバーサルの観点からは、業種別ではサービスが上位、海運・非鉄金属・その他製品・鉱業が続く一方、保険が最下位に位置するケースが観察された。AI・半導体関連は大きな動きを示さず、全体の売買代金はやや減少傾向。
日本銀行の追加利上げ観測が高まる中、指数はもみ合い基調が続くとの見方が多く、保険の上昇に期待しつつ、サービスや海運は過熱感から軟調に推移するとの見通しが示唆されている。