AI半導体とデータセンターへの投資が地方にも波及し、千歳市のラピダス工場を軸に地域経済が動く一方、岩手・千葉の関連案件が拡大している。
AI投資の巨大化により、北海道千歳市でラピダスの最先端半導体工場を核とする周辺産業の広がりが生まれつつある。投資の波及先として地元銀行や建設・物流・住宅などの需要拡大が想定される。
岩手県北上市ではキオクシアホールディングスが第2製造棟(K2)の稼働を2025年、第3製造棟(K3)の建設を進め、2029年度の稼働を目指す。投資規模は1.8兆円とされ、半導体製造装置・材料、物流、建設、住宅、地元金融にも波及する見通しだ。
千葉県印西市ではグーグルのデータセンター開設が進み、NTTデータグループが約250MWのデータセンター群を計画、2030年以降のサービス開始を予定している。さらに千葉県内で国内最大級のAIデータセンター計画が発表され、2028年以降の段階稼働が見込まれている。
これらの動きはAIデータセンターの建設ラッシュを伴い、電力・建設・物流需要の増加を通じて地元企業や地方金融のビジネス機会拡大へとつながる可能性がある。