10月から新TOPIXの算出が開始され、650社が新規採用または脱落対象となる。新採用候補と除外候補の銘柄群や投資アイデアの解説もあり、改革の総仕上げ的内容が詳述されている。
10月に新TOPIXの算出が開始され、浮動株時価総額の低い銘柄が除外されるほか、スタンダード市場やグロース市場からも採用される見込みで、市場関係者の注目度が高まっている。今回の改革は、TOPIX改革として東証の総仕上げ的な位置づけとなっている。
現在のTOPIXは東証プライム市場の全銘柄を対象としており、組み入れ銘柄は約1550銘柄、体系全体の運用資金は約160兆円程度とされている。新TOPIXの発表は10月初旬を予定しており、入れ替えの基準日は8月31日だった。
改革の主なポイントは三つで、(1) 年1回の入れ替え制へ変更、(2) 採用対象をスタンダード市場とグロース市場へ拡大、(3) 浮動株時価総額の上位97%を採用する、という内容である。初回の入れ替えは26年8月の月間平均株価を基準に10月末に実施される予定で、今後も毎年8月末基準、10月末入れ替えを繰り返す見込みとなっている。
浮動株時価総額は親会社や創業家の持株、政策的な株式持ち合いを除いた、流通株式の時価総額を指す。新TOPIXスタートを前に、個人投資家が注目すべき点として、次ページで新TOPIXの詳細とイベントを活用した投資アイデア、及び新規採用候補・除外候補の注目企業が紹介される予定である。