日銀が利上げ方針を示す中、円相場は上値を狙い原油は高値圏を維持。9月14日から18日にかけて日米中銀の政策判断が市場の方向性を左右する局面となる。
9月14日から18日には日銀と米連邦準備制度理事会(FRB)をはじめとする主要中央銀行の判断が市場の焦点となる。日銀は政策金利を1.0%から1.25%へ引き上げる方針を示しており、FRBの利上げ観測も市場に織り込まれているため円の上値余地と原油の高止まりが注目される。
円相場には日米の金利差縮小観測が影響し、円高圧力が高まる一方でFRBの動向次第ではこの動きが抑制される可能性もある。日銀の発言とFRBの記者会見が今後の為替の推移を左右する材料として市場参加者の関心を集めている。
資源市場では中東情勢の緊迫化が原油価格を高値圏に押し上げる見通し。原油高はインフレ圧力を通じて各中銀の政策判断に影響を及ぼす可能性があり、株式・為替・商品市場を跨ぐ連動リスクとして警戒感が高まる。
編集部の補足として、日米欧の主要中央銀行が同時期に利上げへ動く可能性を解説した過去記事への言及があり、長期金利や為替の変動が広範囲に波及するとの見方が示されている。