三井倉庫ホールディングスの佐野直人氏が語る、AIが物流現場で担う役割と人間の役割の変化。倉庫での自動搬送機による荷物搬送やAI検品、請求照合など具体例を挙げつつ、今後の人の判断が求められる場面を整理している。
倉庫現場では自動搬送機を使って荷物を運ぶ作業や、出荷・入庫の検品でAIを活用するケースが増えている。一方で、入荷変更や出荷変更などのイレギュラーな事態に対しては、人間が判断してAIへ指示を出すことが適していると説明される。
バックオフィスの業務にもAIと人間の役割分担が進んでおり、請求や支払い照合などの業務はAIに任せつつ、人間は倫理観を持ってカバーする役割を担うべきだとされる。
同社では検品時にマスターデータと照合させる仕組みを導入しており、AIによる検品の精度は98%以上とされる。人間はごくわずかなミスを適切にチェックする役割を担うことがゴールだと語られる。
佐野氏は三井倉庫ホールディングスの情報システム担当役員として、グループ全体のIT・DX・セキュリティを統括しており、放送回でAIとデジタル技術がもたらす物流の未来と人間の役割について話している。