YCPホールディングスが公表したホワイトペーパーによると、2024年は上場廃止企業数が新規上場を上回り、2025年にはMBOが過去最多の26件に達したとされます。JPXのデータでは2024年のIPOは130社でした。
2024年、日本市場で上場廃止となった企業数がIPOを上回る逆転現象が生じたと、YCPホールディングスのホワイトペーパーで指摘されているとされます。併せて、JPXの開示によれば2024年の新規上場は130社に達し、直近10年間で高水準だったことが確認されています。
2025年にはMBO(経営陣による買収)が過去最多の26件に達したとされ、非公開化が企業の選択肢として存在感を強めていると分析されています。
YCPは資本市場の構造変化の要因として、東証の市場改革、アクティビスト株主の台頭、PEファンドの成熟の3点を挙げており、企業は上場を維持するコストと非公開化のメリットを天秤にかける動きが広がっているとされます。
上場企業数の減少が市場全体の衰退を意味するわけではなく、海外事例として米国では上場数が減っても市場全体の時価総額は拡大したとの指摘があり、量から質への転換が進んでいると報じられています。