ハウス食品グループ本社が実施した第七回「食品ロスに関するアンケート調査」の結果、食品ロスの認知率は99.4%と高い一方で、家庭の約8割で食品ロスが発生していることが分かった。
ハウス食品グループ本社は、2026年6月29日〜7月6日に実施した第七回「食品ロスに関するアンケート調査」の結果を公表した。食品ロスの認知率は99.4%だが、購入後の使い切りや適切な保存といった課題が残る。
家庭で実践されている対策として、期限に気をつける39%台前半、食べのこしをなくす約59%、必要なものだけを買う約58%などが挙げられ、買う前段階には意識が根づく一方、購入後の保存・使い切りの実践率は低い。
捨てられているのは身近な食材が多く、きゅうり、豆腐、牛乳、パン、レタス、納豆、もやし、キャベツなどが上位に挙がった。背景には忙しさによる計画変更で使い切れないケースがあると指摘された。
子どもの認知率は78.4%で、中高生以上では約97%。今後は日常動作への定着と食育の推進が課題とされた。ハウス食品は捨てやすい食材をカレーで使い切るレシピ提案を公開し、ノーペコラボの食育イベントにも協力した。
日本の食品ロスは2024年度推計で約461万トンで、前年度比3万トン減少している。今後は「買いすぎない」だけでなく、購入後の調理・保存方法の工夫が重要と結論づけられた。