東京株式市場では10時15分ごろ日経平均の下げ幅が800円超へ拡大。大型半導体関連株の一角で利益確定売りが広がり、東エレク、キオクシアHD、アドバンテストなどがマイナスに転じた。
前場の東京株式市場で日経平均株価は前日比374円25銭安の6万4768円53銭で寄り付き、その後も売りが優勢となって推移した。米国の物価統計発表を前に投資家の警戒感が高まり、主力銘柄の下落を支えに下げ幅が拡大した。TOPIXも軟調で、プライム市場全体で値下がりする銘柄が増えた。
銘柄面では東エレク、キオクシアホールディングス、アドバンテストなどの大型半導体関連株がマイナスに転じ、利益確定売りの動きが広がったとの観測が出ている。半導体株の一角が下げを主導し、市場全体の下落をけん引したとの指摘があった。
取引所の動向としては日経平均の下げ幅が9日の時点で800円超に拡大する場面も見られ、東証株価指数(TOPIX)も低調に推移。市場全体で値下がり銘柄の比率が高まる状況が続いた。
この動きは米国の経済指標発表を控えた売買慎重姿勢が背景にあるとされ、投資家は新たな材料が見られない限り上値が重いとの見方も示された。