19日のニューヨーク市場でドル・円は158円台のレンジをつけて引けた。今月末の日銀金融政策決定会合を前に思惑が相場を左右する展開が続くと見込まれる。
19日のニューヨーク外為市場でドル・円は158円15銭から158円55銭まで上昇し、158円50銭で取引を終えた。中東情勢の悪化を背景に原油高が続き、米国債の売りを通じ長期金利の上昇要因となってドル買いが優勢となった。
市場の背景には欧州資産売りと財政懸念の高まりがあり、フランスでの大規模デモの影響も金利・資産動向に波及しているとの観測がある。技術面では200日移動平均水準の158円57銭が次の上値の目途として意識され、14日の高値158円95銭を上抜けられるかが焦点となっている。
ただし日本の防衛ラインとみられる160円が意識される場面では為替介入への警戒感が高まり、ドルの下押し圧力が継続しやすいとみられる。
今月29日から30日にかけ日銀金融政策決定会合が予定されており、この会合を控えた思惑が今後の相場に影響を与える可能性がある。