日経平均は前場引けで続伸の動きを見せ、米株高の流れを背景に買い戻しが優勢だった。後場は上昇の勢いを維持するかが注目され、今後の米決算やイベントに警戒感も残る。
前場は日経平均が66227.55円で終え、出来高概算は約8億7528万株。米国市場はダウが160.24ドル高、ナスダックが171.11ポイント高で取引を終了したとの報が添えられている。米国の動向を受け、日本市場は寄り付き後に売りが先行したが、海外市場で原油先物の下落と米長期金利の低下が進み、買い戻しへ展開した。
個別銘柄ではソフトバンクGやアドバンテ、中外薬、リクルートHD、第一三共、ソニーG、住友鉱、ダイキン、東京海上、大塚HD、豊田通商、バンナムHD、富士フイルム、アステラス薬、スズキなどが上昇した。一方で東エレク、キオクシアHD、太陽誘電、TDK、イビデン、レーザーテク、フジクラ、スクリン、ディスコ、信越化、村田製、古河電、HOYA、ホンダなどは下落。
後場は日経平均が高値圏でのもみ合いを想定しつつ、前場の動きを踏まえ買いを慎重に見極める動きが続く見通し。75日移動平均線が上値抵抗として意識される水準で、今晩の米エヌビディア決算や28日ジャクソンホールでのFRB議長講演、原油先物や米長期金利の動向次第で、上昇余地は限定的との声もある。
今後の焦点として米国企業決算と重要イベントの発表を控え、相場の方向性を見極めたいとの見方が広がる。現状では日経平均は66300円台の近辺で推移する局面が想定され、原油や金利動向に注意を払いながら動向を見守るねらいがある。