米市場の下げの流れを引き継ぎ、東京市場の日経平均は午前に反落。半導体・AI関連株の下落が重荷となる中、底堅さを見せた場面もあった。
19日午前の東京市場で日経平均株価は前週末比790円26銭安の6万4534円03銭となり、朝方は一時1400円超の下落を見せたが、海外勢による株価指数先物の買い戻しで下げ幅を縮小した。国内市場はAI・半導体株の動向に左右される展開が継続し、SOXの下落が全体の重荷となった。
前週末の米株式市場ではSOXが3.8%安、ナスダック総合が2%超安と半導体株・ハイテク株が総じて売られた。米長期金利が5%台と高止まりする中、AI関連企業の資金調達・投資継続性への懸念が市場の重荷となった。コアウィーブの株価急落も不安を増幅させた要因として挙げられる。
日経平均は6万4000円の節目を割り込んだが、その後は下げ幅を縮小し6万4000円台で底堅く推移。内需ディフェンシブ株には買いが入る一方、商社・不動産株も堅調だった。東証プライムの前引け時点の売買代金は約3兆2947億円、売買高は約9億1796万株だった。
個別ではファーストリテイリングやアドバンテスト、東京エレクトロンなどの下落が目立つ一方、KDDIやベイカレント、リクルート、キオクシアが上昇した。NTなど主要銘柄の動意づきが市場全体の流れを左右した。