デル・テクノロジーズの新社長ジョン・ロボトム氏が日本市場でのAI導入を加速し、成果創出を支援する方針を表明した。就任後約2カ月で記者会見を開き、AI活用の戦略や日本市場への適用を説明した。
デル・テクノロジーズは2026年8月17日付でジョン・ロボトム氏が日本の新代表取締役社長に就任することを発表した。氏は過去25年以上の業界経験を有し、日本では23年間のキャリアを築いてきた。就任後約2カ月を経て、10月27日に日本のメディア向けに社長就任記者会見を行い、今後の事業戦略を説明した。
会見では、日本企業のAI導入の成熟度が初期・中期段階から後期フェーズへ進む割合が昨年の35%から今年は58%へ拡大したとするModern Enterprise Readiness Study 2026の結果を自ら解説した。日本企業の投資判断は「成果を創出する計画が明確でなければ難しい」との回答が72%に上ること、データ分析・セキュリティ・IT自動化がAI活用のトップ領域であることなどが示された。
デルはAI PCからデータセンターのモダナイズ、AI基盤Dell AI Factoryまでを一貫して提供する強みを強調。東京・大手町のEBSCやAI Innovation Lab等の活用でパートナー企業と共創し、顧客のAI導入から成果創出までを支援する方針を示し、グローバル市場でのリーダーシップを日本企業へ適用する姿勢を示した。