本日発表のドル円相場は158円台前半まで下落。日銀の利上げ観測と米金融政策の焦点が重なる中、円高・ドル安の動きが強まり、夜間取引で再び動きが出る展開が見込まれる。
2日〜3日未明にかけての為替相場の動向では、日銀の高田審議委員が連続利上げの可能性に言及し、日米金融政策の刷新を巡るセンチメントが動いた。市場は9月の0.25%ポイント利上げを織り込み、年内の追加利上げ可能性にも注意が向いた。
豪州4-6月期GDPは前期比0.4%増と市場予想を上回り、前年同期比は+2.1%となった。今後の成長見通しにはやや不確実さを残すものの、景気拡大は予想を上回る形となった。
米国の8月ADP雇用者数は3.8万人増と予想を下回り、製造業の雇用減少もみられた。これが今後の雇用情勢と金利動向への影響を巡る観測をもたらした。
米NY連銀のウィリアムズ総裁はインフレが鈍化する兆候があるとの見方を示し、金利を急いで引き上げる必要性は低いとの姿勢を示した。これによりドルは一部売られたものの、総体的には市場の織り込みは慎重な水準にとどまった。