28日の日経平均はAI・半導体銘柄の買いが優勢となり一時900円超の上昇をみせた。決算発表が本格化する前に銘柄動向の様子を見極める展開となった。
東京株式市場で28日、日経平均株価は寄り付きこそ前営業日比470円61銭高の6万3738円98銭だったが、買いが先行し前場の上げ幅は一時900円を超え、前場終値は798円73銭高の6万4067円10銭となった。指数の押し上げには時価総額の大きい半導体株が寄与し、アドバンテスト・東京エレクトロン・ソフトバンクグループの3銘柄で約450円程度日経平均を押し上げた。
一方、三井住友フィナンシャルグループやソニーグループなど金融・バリュー株は軟調な出足となり、TOPIXは前引け時点で0.84ポイント安の3996.53と市場全体の強さには一定の偏りがみられた。市場関係者は決算発表が本格化する時期を前に内容を見極めたいとの声を示した。