世界的なインフレ論議を背景に日銀の利上げペースに市場の注目が集まっている。IMF会合でAI需要とエネルギーコスト上昇が議論され、日本銀行の次の一手への見通しが示唆された。
IMF会合がバンコクで開かれ、イラン戦争に関連するインフレリスクとAI主導の需要増が大きく取り上げられた。日銀の植田総裁は同僚との議論を政策論議へ持ち帰るとみられ、調整の材料となる見通しが示唆された。
日銀の内部では、9月の利上げ後の影響を見極めるため10月29日-30日の会合で金利を据え置くべきだとの見方が多いとされる。一方でアナリストは12月の利上げ余地を残すタカ派的な見通しを示している。
円安が進む中、AI関連需要がエネルギーコストや輸入価格上昇によるインフレ圧力をさらに強める可能性があるとの指摘がある。IMFは外的ショックにもかかわらず世界経済は底堅いと評価した。
日銀は6月と9月に利上げしており、政策金利は1.25%の水準。今後の四半期見通しに日銀の利上げペースや判断材料が反映され、今後の方針の手がかりとなる可能性がある。