一正蒲鉾の2027年6月期は売上高が前期比8.6%増の38,600百万円を見込み、営業利益は30.7%増の800百万円。主力商品の価格改定と拡販に加え、きのこ事業の利益転換で増益を見込む。海外展開と中期計画の初年度となる Phase1 も進める。
一正蒲鉾は2027年6月期の連結業績見通しとして売上高38,600百万円、営業利益800百万円、経常利益800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益480百万円を見込み、前期比でそれぞれ8.6%、30.7%、51.2%、47.1%の増加を想定している。営業利益率は前期の1.7%から2.1%へ改善する見込み。これには水産練製品・惣菜事業の価格改定と主力商品の拡販、さらにきのこ事業の利益転換が寄与する見通しだ。なお原材料費の高止まりや包装資材・物流費の上昇などコスト圧力は継続する見通しで、利益回復は限定的と見込まれている。
事業セグメントでは水産練製品・惣菜が売上高33,800百万円、セグメント利益620百万円を見込む。価格改定を実施する一方、販促強化で販売数量を維持・拡大する。北米産すけそうだらすり身の価格高や原材料コストの上昇が利益を圧迫する見込みで、利益率は前期の2.4%から1.8%へ低下する見込み。海外ではグローバルパートナー戦略の下、IKFなどとの取引拡大と再交渉を進め、海外拠点の収益性向上を目指す。