10月5日週の読売333は0.9%高となり、米9月雇用統計の弱さで米利上げ観測が後退したことを背景に、日経平均とTOPIXとともに3指数がそろって上昇した。
読売新聞社が公表する読売333は週計で0.9%高だった。日経平均は1.1%高、TOPIXは0.3%高と、それぞれ上昇している。米国の9月雇用統計が弱い結果となり、早期利上げ観測が後退したことが、楽観材料として週初めの買いを支え、半導体株などAI関連が上昇を先導した。週の前半には買いが先行し、週半ばには利益確定の動きも見られた。
3指数のパフォーマンスを比較すると、日経平均が最も上昇し、次いで読売333、TOPIXの順だった。日経平均はAI関連銘柄の動きで大きく上昇した一方、時価総額の大きい銀行株は軟調だった。読売333は前半に上げた後、7日と8日の下落の程度が相対的に小さく、9日には日経平均の下落局面でもプラスを維持した。
個別株の動向では、サイバー被害報告の相次ぎでTrend Microなどセキュリティ関連銘柄が人気化。MonotaROは証券会社の目標株価引き上げを背景に急伸した。一方でAI関連銘柄は週後半に売られ、Kioxia HDやSoftBank Groupが大幅安。ほくほくフィナンシャルグループや八十二長野銀行などの地銀株は軟調だった。
読売333の週間動向は、米国の金利動向の見通しとセクター別の動きが次週の材料となる見通し。関連銘柄の動きは今後の週次分析で詳しく伝えられる見込み。