読売333は前週比1.5%安となる一方、日経平均は約3%高。大型ハイテク株の動きが市場をけん引する週となり、個別銘柄では電線・半導体関連が上昇一、医薬品株は軟調に推移した。
読売新聞社が公表する日本株指数「読売333」は週間で1.5%安となった。一方、日経平均は約3%高、TOPIXは0.9%安と、主要株価指数の動きは乱高下した。権利落ちの影響もあり、29日には広範な銘柄が下げ、30日にはAI関連銘柄や銀行株に買いが入り相場には波があった。10月に入り米マイクロンの決算を受けて半導体・電子部品などAI関連銘柄が目立つ上昇を示し、日経平均の上げ幅をけん引する動きがあった。
日経平均が大幅に上昇する一方、読売333はその流れに比べ小幅な上昇にとどまった。大型ハイテク株の資金が向かった反面、中小型株の銘柄は売られやすく、中型株を構成比率高く組む読売333は相対的にパフォーマンスが弱まった。
個別銘柄の動きでは、半導体株・電線株・電子部品株などAI関連銘柄が上昇上位を占め、古河電気工業・住友電気工業・フジクラの三社がともに2桁の上昇となった。シリコンウエハー大手SUMCOは複数の証券会社の投資判断引上げを受けて急騰した。一方、ネクソンは権利落ちを控え水準を大きく切り下げ、医薬品株の中外製薬や第一三共なども軟調だった。
権利落ちや配当実施時期の影響が銘柄ごとに見られ、9月末に特別配当を実施した銘柄の動きが相場全体に影響を与えた。読売333の構成銘柄の動向と、AI関連銘柄の動向の対比が、今後の週次動向の手掛かりとして注目された。