ファナックが上期決算を上方修正し、500億円の自社株買いを発表した。これを受けて、前場はフィジカルAI関連株への物色が高まるとの観測が伝えられている。
26日前場の日本市場では、半導体・AI関連株の動向を見極めつつ押し目を拾う展開が想定され、原油高や金利上昇などの要因も背景として挙げられている。米国市場の動きや先物の状況を踏まえ、AI関連株の一部には自律反発狙いの動きがみられる可能性が指摘されている。
ファナックは2027年3月期の上期決算で売上高4737億円、営業利益1166億円と大幅増益となり、通期予想も売上高1兆137億円、営業利益2407億円、純利益2283億円へ上方修正した。あわせて発行済み株式の約1.08%にあたる1000万株、上限500億円の自社株買いを発表し、取得期間は10月26日から来年4月30日までとされた。
決算発表が本格化する中、フィジカルAI関連株の成長期待が高まる可能性があるとされ、ファナックの株主還元強化が市場の注目点として挙げられている。前場には、牧野フライスの増産体制整備・受注急拡大・長納期化緩和といった動向も注目された。
前週末に決算を発表した宝HD、シスロケ、ラサ商事、メディパル、川崎船、KOA、長野計器、琉球銀などの動向も市場の関心事項として挙げられている。