ファナックの決算発表をきっかけに、フィジカルAI関連株への物色が広がるとみられる。米中の動向や原油高の影響下で、半導体株の自律反発狙いの買いが入る場面も想定される。
26日の日本株市場は売り先行後、半導体やAI関連株の底入れを探る展開となり、前日の米国市場の下落や原油高が市場全体の支えとなるかが焦点となっている。円相場はドル高傾向で推移し、投資家心理には慎重さが残る。
米国では景気敏感株が売られる一方で、マイクロン・テクノロジーやマーベル・テクノロジーが買われ、SOX指数は反発の兆しをみせた。アドバンテスト、東京エレクトロン、キオクシアHD、ソフトバンクGなどの大型株を中心に、AI関連株の自律反発を狙う買いが注目されている。
原油高を背景に資源株への資金流入が続く見込みで、情報漏洩対策としてサイバーセキュリティ関連にも資金が向かいやすい状況が継続する。ファナックが通期予想の上方修正と自社株買いを発表したことが、フィジカルAI関連株の物色に波及する可能性が指摘されている。
前週末に決算を発表した宝HD、シスロケ、ラサ商事、メディパル、川崎船、KOA、長野計器、琉球銀行などの動向も引き続き市場の注目対象となっている。