ドル/円は一時159円台へ上昇し、200日移動平均線を上抜けしたとみられる。今後もこの水準を試す展開が想定され、追加の動向に注目される。
前日の取引でドル/円は上昇し、一時159円台を付けた。原油価格の上昇と米長期金利の動向を背景にドルが買われ、同時に円の弱含みが意識された。国内外の金融政策の差異からドル買い・円売りの動きが継続する可能性がある。200日移動平均線を明確に上抜けたことで、テクニカル面からも上昇局面の加速が見込まれるとの声がある。
本日の予想レンジはドル/円で158.000〜159.800と見込まれ、主要通貨ペアの動向とともに注目材料が整理されている。市場関係者は日米の最近の政策協調やFRB高官の発言を背景に、ドル買いの要因が残る可能性を指摘している。日銀の介入警戒感も相場全体の神経要因として残っている。
経済指標・イベント面では米8月耐久財受注の発表予定やFRB関連の講演、ECB要人のコメントなどが想定され、相場の方向性に影響を与える可能性がある。米新規失業保険申請件数の予想は前倒しの動きを示す局面があり、短期金利の動向に留意する局面が続く見通しだ。
技術的にはドル/円が200日移動平均線を上抜けした水準を維持できるかが焦点となる。160円近辺への心理的節目が近づく中、神経質な値動きが続く可能性がある。日米の金融当局間のスタンス差も相場の押し問答に影響する要因として挙げられる。