円相場は1ドル157円台後半で小幅な動きにとどまり、米中間選挙と雇用関連指標の発表を控えて様子見姿勢が強まっている。
週明けのニューヨーク市場では、円は1ドル157円89銭〜157円99銭のレンジで推移し、前週末の水準から円安・ドル高となった。市場関係者は米中間選挙と各種雇用関連指標の発表を見極めつつ、積極的な売買を控える展開となった。
今週は6日に10月の米雇用統計をはじめ、JOLTSやADPの全米雇用報告といった労働市場関連指標が相次ぐ。ISM製造業PMIは10月5日に公表され、55.5と前月54.5を上回り、市場では米経済の底堅さを示すとの見方が広がった。
原油先物の急落と米長期金利の低下が円の下値を支え、円安材料と相場の重しは相殺される局面もあった。片山財務相は選挙結果次第で米国の金利・ドルが低下し円高につながる可能性を示唆した。
テクニカル面ではドル円の上値は158.60円や158.95円が意識され、下値は156.80円の雲の下限や156.08円の安値が目安とされている。今週はISM非製造業指数や雇用統計の結果を踏まえ、米金利動向とドル円の推移を見守る展開が続く見込み。