日経平均は4日続落のなか、トヨタ自動車の上方修正期待とアステラス製薬の業績上方修正が材料として相場を支えた。郵船は増配観測も材料出尽くし感が強い。
日経平均株価は4日続落となり、AI関連株や半導体関連株に売りが続く一方で、中東情勢の改善期待などからエネルギー・運輸株が相対的に買われた。東証プライム市場の約73%が値上がりし、大商いとなった。
今日の相場のなかで注目された銘柄はトヨタ自動車で、4〜9月期の上期営業利益は前年同期比9.2%増の2兆1911億円と市場予想を上回り、通期予想は3兆4000億円から3兆9000億円へ上方修正。自社株買い・自社株消却の規模拡大も好感された。
アステラス製薬は上場来高値を更新し、上期決算のコア営業利益は前年同期比50.3%増の4249億円、通期予想は6200億円から7000億円へ上方修正。抗がん剤などの売上が伸長し、米国での視力関連開発の臨床試験開始報道もプラス材料と受け止められた。
日本郵船は上期経常利益が2133億円と前期比大幅増となり、通期予想は据え置き、1株あたり配当を330円へ増額。中東情勢の改善と海上輸送市況の動向が材料視されたが、今日は売りが優勢となった。