19日の欧州市場は株安と金利上昇が進み、ユーロは下げ渋る展開となった。主要指標の動きと金利の上昇が市場心理に影響を及ぼした。
欧州市場ではユーロ/ドルが下げ渋りとなり、フランスのデモ影響による財政懸念と原油上昇が重しとなってユーロの下押し圧力が強まった。市場ではユーロ売り・ドル買いが先行し、一時的にユーロが1.1187ドル付近まで値を下げた。 また、CFTCの建玉報告では非商業部門のユーロ対ドルポジションの売り越しが約13万7573枚と2016年1月以来の水準に達した。
ドル円はじり高で推移。米長期金利を示す米国10年債利回りの上昇を受け、円売り・ドル買いが優勢となり、日中には158.55円付近で日通し高値を更新した。NAHB住宅市場指数は予想を下回ったが、相場の反応は限定的だった。
ユーロ円は下値が堅く推移。夕刻に一時176.92円付近まで下押ししたが、買い戻しが優勢となりドル円の上昇につれて177.78円近辺まで日通し高値を更新した。
欧州株式市場は総じて軟調。ロンドン株式相場は4日ぶりに反落し、仏政情不安やウクライナ情勢の不透明感が売り材料となった。フランクフルト株式相場も同様に反落し、ラインメタルやRWE、ドイツ銀行などが下げを主因とした。