FRBの利上げと原油高を背景にドル高が進み、アジア通貨が総じて揺れる中、韓国ウォンは7日連続で弱含みとなり1ドルあたり1400ウォンに接近する動きを見せた。
21日のソウル外国為替市場で、1ドルは1387.30ウォンで取引を開始し、午後3時30分には前営業日比2.30ウォン安となる1381.00ウォンで取引を終えた。直近では9日から18日にかけてウォンは1336.10ウォンから1383.30ウォンへと上昇し、7営業日ドル高が進んだ。
背景には FRB が16日に金利を年3.75%~4.00%から0.25%引き上げ、追加利上げの可能性を示唆したことがあり、ドル指数は100.0前後を維持している。原油高と米国債利回りの上昇もドル需要を高め、アジア主要国の通貨が総じて押される展開となっている。
ウォンは同期間に対して3.4%下落した他、円安や原油高の影響も重なり、ドル高局面での相対的弱さが際立っている。ECOSのデータでは他通貨と比べウォンの動きが特に大きかったとの分析もある。
今後も1400ウォン水準を巡る攻防が続くとの見方が出ており、原油価格動向や円安の推移、FRBの今後の金融政策次第でさらなる振れ幅が想定される。