ニューヨーク市場はドル高と米債利回りの上昇が進み、 S&P500はほぼ横ばいに推移。原油高とFRBの今後の利上げ見通しが相場を動かした。
為替市場ではドルが主要通貨に対して上昇し、終盤にはドル/円が158.82円に上昇した。FRB当局者のタカ派的な発言と米経済の堅調さが背景にあり、円安の材料となった。日銀の介入・対応観測も市場心理に影響を与えた。
国債は利回りが上昇。30年債利回りは約5.47%近く、10年債利回りは約5.18%、2年債利回りは約4.91%と、長短期を含め高水準で推移した。FRBの利上げ見通しや市場のインフレ警戒が背景にある。
株式市場ではS&P総合500種はほぼ横ばいで取引を終え、マイクロソフトが軟調、 METAが上昇、AMDは上昇など銘柄ごとに動いた。原油価格の上昇を受け、関連銘柄の動きも見られた。
原油市場では北海ブレント先物が3%超上昇し、WTI先物も約2.7%上昇。イエメンの親イラン武装組織のサウジへの攻撃による供給不安が再燃した。米財務省の国債買い戻しオペの実施も利回りの上昇要因となった。政府・市場関係者はFRBの次回FOMCで少なくとも0.25%の利上げを織り込んでいる。
この日の背景として、FOMC後のFRB当局者の発言や、ロイター報道での米国とイランの協議進展が市場心理に影響を与え、ドル指数は終盤101.28付近まで上昇。