28日未明のドル円は158円手前へ上昇し、米FOMCの声明と議長発言に次の利上げのヒントを探る動きが続く。27日の米指標の影響と市場の反応を踏まえた見通しを伝える。
27日(火)の為替相場は東京市場の株高を背景に円安・ドル買いが優勢となり、ドル/円は157.98円付近まで上昇したと報じられている。賃金・物価に関する材料が引き続き観察される中、FOMC待ちの姿勢が強まっている。これを受けて市場では今後の金利動向が焦点となっている。
米国の経済指標では、9月耐久財受注が前月比+1.8%と予想の+1.9%を下回った一方、耐久財除くコア資本財は+0.5%と市場予想の+0.7%を下回った。CBは消費者信頼感指数が10月に大幅に改善したことを確認しつつ、長期的には依然として下降トレンドにあるとの見方を示した。
一方、米10月の消費者信頼感指数は91.7と予想81.0を大きく上回り、同時に発表された新築住宅販売件数は年率換算67.6万件と市場予想の65.1万件を上回った。これらのデータは景気の底堅さを示唆する一方、FOMCの声明と議長の記者会見での発言次第で追加利上げの可否が再度市場の焦点になる。
本日にはNY時間のFOMC政策金利発表が予定され、利上げの再開可能性があるかどうかが市場の関心事になる。大半の市場参加者は3.75-4.00%の据え置きを織り込んでおり、同時に発表される声明の文言や議長発言に次の利上げの手掛かりが含まれるかが反応を左右すると見込まれる。