山善は2027年3月期の通期営業利益予想を179億円に引き上げた。半導体・AI向け需要が想定を上回ったことが要因とされる。
10月21日に開示された山善の業績予想の上方修正は、通期の営業利益を従来の150億円から179億円へ引き上げる内容だった。中間期の修正は、上場後に続く二度目の引き上げで、生産財分野の需要拡大が背景にある。
中間期の営業利益は70億円から89億円へ、7~9月は60億1000万円となり、前年同期比で大幅に改善した。出荷時期の前倒しも寄与したとされ、下期も同水準を維持する前提で通期計画を据え置いた。
株価は開示後に上昇し終値は1949円、25日移動平均の約1977円を下回る水準で推移した。今後の動向として、22年11月11日の中間決算日と、後続の決算発表予定に注目が集まる見込み。
提携や需要の拡大が伝えられる中、山善以外にもタスキHD・ストライクG・岡野バルブ製造などの上方修正情報が併せて報じられた。今後の情報更新にも警戒が必要とされる。