円安・インフレ時代に備える運用ポートフォリオの考え方を、円建てとドル建ての組み合わせ事例と具体的な資産構成で解説。ドル建て資産の活用やリスクヘッジの視点が中心となる。
今回の記事は、日銀の金融政策決定会合をめぐる動向と円安・インフレが進む時代における運用ポートフォリオの考え方を、地方のファイナンシャルプランナーの見解として整理するものである。前回までの金利動向の話を受け、利上げを進める現状と反対意見の背景が紹介される。
日銀の政策決定会合では利上げが1.25%へ引き上げられたが、現政権の意図と市場の反応の関係性が着目され、審議委員2名の反対理由として景気の弱さを背景に株価の上昇を狙う政策を推す声が示された。円安が進む局面での為替介入の可能性にも触れられている。
為替相場の動きとして、日米の金利差とインフレの影響が継続する見通しの中、円安は続くとの見方が示され、米国の住宅ローン金利が高水準となる一方で日本の固定住宅ローン金利は3.460%と低水準を維持している点が対照的に指摘される。
ドル建て資産を含む多様化が提案され、円安・インフレ対策としてドル建て資産をポートフォリオに組み入れる具体案が示される。円建て60%・ドル建て40%の組み合わせを前提に、ドルMMFやドル預金、米国株式といった要素を組み合わせる運用が例示される。