22日のニューヨーク市場ではナスダック総合が史上最高値を更新して終えた一方、ダウは反落。原油は下落し、ユーロは対ドルで上値の重さが目立つ展開となった。
22日終値ベースでナスダック総合株価指数は前日比でプラスを維持し、史上最高値で取引を終えた。ダウ工業株30種平均は反落し、ハイテク株比率の高いナスダックに比べて全体の株式市場は軟化した。半導体関連株の上昇が目立つ一方、一部大型株や金融株には売りが先行した。
為替市場ではドル・円が小幅に3日続伸する場面があったが、イラン情勢の報道や米長期金利の動きに左右され、ユーロ・ドルは一時的に上げたのち上値が重くなった。日々の材料としては欧州の消費者信頼感速報値が市場の重しとなった。
原油市場はWTI先物が下落を継続。トランプ大統領の発言を背景に米長期金利が再び低下する場面もあり、原油相場の下げが債券市場の動向にも影響を及ぼした。金先物はインフレ警戒感の高まりを受けて続落した。
米国債券市場では長期ゾーンが反落したが、イラン情勢を巡る警戒感の後退とWTIの下落を背景とした買いも見られた。10年物米国債利回りは4.96%で小幅に動いた。
主要市場の指標としてダウは51863.69ドル、ナスダックは27244.28、ドル/円は157.39円付近での小幅推移、ユーロ/ドルは1.1449ドル付近での動きとなった。原油先物は1バレル94.59ドル、金先物は4376.4ドルといった水準が示された。