きょうのNY為替市場では原油高とユーロ安の相関が強まる中、ユーロ/米ドルは1.1565ドル付近へ下落し、ユーロ/円は183円台へ一時下落した。
きょうのユーロ/ドルは約1.1565ドル付近まで下落し、100日移動平均で一旦サポートされている状態だ。一方のユーロ/円はNY時間に円高が進み、183円台へ一時下落している。下げは200日移動平均を下回る局面もあり、今後の展開が注目される。
8月のユーロ圏消費者物価指数速報値は前年同月比3.3%と市場予想通りで、ECBの9月利上げ観測を裏付ける形となった。ただしユーロの上値は重く、米欧の金利差と為替の乖離が顕著となっている。
背景には原油高がある。欧州はエネルギー輸入に依存するため原油高はインフレ懸念と金利上昇を招き、ユーロの下押し要因となっている。これにより原油高・ユーロ安の相関が強まり、金利差が縮小してもユーロは買われにくい構造が生じている。
本文は原油高とユーロ安の関連性を指摘しつつ、相場の今後の展開を見守る姿勢を伝えている。