今日の欧米市場ではドル・円は下げ渋りが想定され、米国の早期利上げ観測は後退。ドルの動きは原油動向とクロス円の動向次第となるとの見方が中心だ。
20日付の市場解説では、米金利上昇の先高観測が後退したことを背景に、ドル・円は積極的な売りは急がれず、短期的には下げ渋る展開が見込まれるとされている。ユーロ・ドルは1.1210ドル付近での下げ渋りを示し、ドル・円は158円台後半へ浮上した後に失速したとの指摘もある。
原油相場は中東紛争の長期化懸念から急騰する場面があり、インフレ圧力として注視されている。一方、FRBの政策についてタカ派的なメッセージは未だ確認できず、長期金利は高水準を保ちつつも上昇は抑制された。
この状況下でドル売りの動きが強まる可能性がある一方、日銀の金融政策決定会合は現行維持が見込まれ、円の買い戻しは限定的と予想されている。市場全体としては、ドル安・ドル売りの進行とクロス円の動向に引き続き注意が必要だ。