18日の東京市場でドルは157円台半ばへ急伸した。日銀の今後の利上げ観測後退と政策決定会合の結果が背景として挙げられる。
18日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、日銀による今後の利上げペース加速観測の後退などを受け、1ドル=157円台半ばに急伸した。午後5時現在、157円49~49銭と前日比1円81銭の大幅なドル高・円安となった。
東京時間の早朝は155円90銭~156円10銭前後で推移していたが、仲値公示にかけては156円30銭台へ上昇した。8月の全国消費者物価指数が市場予想を下回ったことも円売り要因になったとの見方があった。
日銀は政策金利を現行の1%から1.25%へ引き上げたが、浅田統一郎、佐藤綾野の両審議委員が反対。市場では今後の利上げに対する不透明感が強まったとの声が出た。
その後は156円台後半へ急伸後にやや売られ、157円台前後で推移。植田和男日銀総裁の記者会見では「政策の局面が変化した」と述べる場面もあり、ユーロは対円で大幅高、対ドルでは1.1485~1486ドル、1ユーロは180円91~92銭まで上昇した。
8月の全国CPIが市場予想を下回ったことも円売り要因として挙げられた。