品川リフラは中国・遼寧省鞍山市に新設した機能性耐火物の工場が完成し、9月15日に竣工式を実施した。海外拠点として初めて、連続鋳造用機能性耐火物とモールドフラックスを同一拠点で生産する体制を整えた。
品川リフラのグループ会社が鞍山市の保安村内の敷地に新工場を完成させ、9月15日に竣工式を開いた。新工場は原料自動倉庫や乾燥焼成炉を備え、粉塵抑制設備と部分自動化を取り入れて生産効率の向上を目指す。これにより海外拠点での操業を開始する。
新工場では、従来のモールドフラックス生産に加え、パートナー企業の和豊耐火材料が手掛ける機能性耐火物の生産を取り込み、連続鋳造用ノズルなどの機能性耐火物を同一拠点で生産する体制を整えた。海外初の連続鋳造用機能材とモールドフラックスの統合生産が実現する。
グループとしては今後、国内市場での拡販に加え、海外市場への輸出展開を進める方針を示しており、高付加価値の連続鋳造用材分野での事業拡大を目指す。新設のR&Dセンターを活用した研究開発と製造の一体化も進められる。
竣工後の安定操業を早期に図り、連続鋳造分野の顧客提案と販売活動を強化する予定で、今後の展開が注目される。