8月12日引け後に決算発表が集中。日本マイクロニクスは今期の経常利益を前期比87%増の3期連続最高益と見込み、同時に配当83円の大幅増配を発表。
8月12日の東証市場引け後、日本マイクロニクスをはじめとする企業の決算見通しが相次ぎ公表された。日本マイクロニクスは今期の経常利益を前期比87%増と見込み、3期連続の最高益を更新する見込みであると伝えられ、年間配当も83円の増配を予定している。
この日発表されたサプライズ決算には、ブロードバンドセキュリティ、エブリー、やまみ、デジタル・インフォメーション・テクノロジー、アイキューブドシステムズなど6社が含まれ、いずれも今期の利益見通しを引き上げ、最高益更新を見込む内容だった。ブロードバンドセキュリティは経常利益を35%増で3期ぶりの最高益、エブリーは61%増で2期連続の最高益更新を計画している。やまみは19%増で前期に続く最高益更新、配当も増額予定と報じられた。
さらに、THE COOやARCHION、LIFULL、ヴィア・ホールディングス、マリオンなどでは上方修正が相次ぎ、最終利益や経常利益の大幅な上方修正が目立った。第1四半期の実績が上方修正を後押しし、四半期ベースでも増益を確保する企業が増えている。配当の増額や株主還元方針の強化を示す銘柄も挙げられ、8月下旬までの決算発表期間を通じ好業績銘柄の物色が続く見通しとされている。
市場関係者は、半導体関連やITサービス、消費関連など幅広い業種で回復と成長の勢いが見られると指摘。保守的だった期初見通しを上回る進捗を示す企業が多く、日本企業の収益力に対する市場の再評価が進む可能性があるとの見方が広がっている。