8日の東京市場でトヨタ自動車株が4%前後安となり、円相場が一時152円台まで急上昇した。輸出関連株に採算悪化を懸念する売りが広がり、業績下振れを警戒する動きが出た。
8日の東京株式市場では日経平均株価が3営業日ぶりに反落し、終値は前日比1130円51銭安の6万5269円33銭となった。午前中は小幅に上昇する局面があったものの、中東情勢の不透明感が再び重荷となり午後に下落が広がった。
この日の市場では円相場が一時1ドル=152円台まで急伸し、輸出関連株には採算悪化を懸念した売りが優勢となった。個別銘柄ではトヨタ自動車株を含む自動車関連株の動きが軟化し、相場全体の重しとなった。米ブルームバーグ通信など外部情報の影響も伝えられている。
タイトルにもあるように、トヨタ自動車株はおおむね4%程度安となり、半年ぶりの円高水準が業績の下振れ懸念を強めたとの観測が市場では示された。読者は今後の企業業績動向と為替の推移に注目している。