恵和は2026年12月期の業績見通しを下方修正し、海外をキーに車載と工程紙の展開を積極化する方針を打ち出した。特に車載のグローバル展開と工程紙の海外強化を通じて収益回復を目指す。
恵和は2026年12月期の業績見通しを下方修正した。売上高は20,877百万円、営業利益は2,842百万円、経常利益は2,968百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は2,055百万円とした。期初予想との差異は売上高が10.1%減、営業利益が35.5%減、経常利益が32.7%減、純利益が32.7%減となる見込みで、中東情勢悪化に伴う売上原価の上昇を織り込んだ上で、販管費・減価償却費を含む3施策を推進する。
以下の3施策を軸に海外展開を進める方針だ。第一に国際マーケティングの強化を進め、車載の国際物流リスク回避としてベトナム拠点の活用と欧米での拠点整備を推進する。第二に高品質と生産能力の増強としてデジタルデータを活用した品質向上と生産性向上を目指し、オンスケジュールでの納品を図る。第三には新製品開発を前倒しで進め、EV関連の需要に対応するマシンを導入し、海外市場での「A!Prog-UF」など環境適合型フィルム製品の展開を計画する。