29日午前、円相場は157円台後半で膠着。日銀の金融政策決定会合の公表を控え、12月の米利上げ観測が相場を揺らしている。
29日午前の東京外国為替市場で円相場は方向感を欠く展開となり、正午時点のドル円は157円77〜80銭と前日とほぼ横ばいだった。日銀の会合結果公表を控えつつ、持ち高調整の円買いと米利上げ観測が相場を挟み撃ちにしている。
前日の米市場では原油高と米長期金利の上昇を背景にドルが買われたが、FOMC後の記者会見でウォーシュ議長が追加利上げに慎重との見方を誘い、ドルは再び伸び悩んだ。市場関係者は今後の展開を見守っている。
午前9時以降は実需筋の買いが優勢となり仲値にかけて一時158円台を回復したものの、その後戻り売りで157円60銭前後まで下落した。日銀が30日公表の展望リポートと総裁会見を控え、米長期金利の動向次第で上下動が続くとみられている。
ユーロは対円で弱含み、対ドルはもみ合い。市場では日銀会合結果公表を控え、30日の日銀会合と12月のFRB会合を前に動意を欠く展開が想定され、158円台の上値抑制が継続するとの見方がある。