株価指数先物は引け後の取引で振られ、日経225先物は前日比200円高で終えた。現物市場は後場にレンジ寄りの動きとなり、主要ハイテク決算が材料視される展開となった。
大阪12月限の日経225先物は6万4730円で取引を終え、前日比200円高となった。寄り付きは6万4340円とシカゴ先物を下回る水準で始まったが、後場にかけてロングの流れが広がり、前場中盤には6万4910円まで上昇した。日中は再びショートが優勢となり、6万4000円台での保ち合いとなった。
現物市場の大引け直後にはレンジを下抜けて6万3860円まで売られたが、下落バイアスは強まらずショートカバーが進行。中盤には6万4960円まで買われ、指数連動ファンドのリバランス売買が膨らんだ。
NT倍率は先物中心限月で16.04倍(前日16.15倍)に低下。半導体・AI関連株の動きが日経平均を牽引する一方、6割超の銘柄が東証プライムで下落する状況が続いた。後場にはリバランスに伴う先物ポジの巻き戻しも見られた。手口では主要証券が多額の売買をこなした。
決算を受けた銘柄としてアドバンテストが好決算を評価され終日堅調。浮動株比率の引き上げが見込まれるキオクシアホールディングスには大規模な買い需要が見込まれた。米国では29日にPCEとGDP発表があり、金利動向の影響が注目される。